会社から突然言い渡される転勤の辞令、めちゃくちゃ焦りますよね。転勤先の部屋選びも規定や規則などの制約があって大変。さらに、時間制限もあるため、ゆっくりと賃貸物件や引っ越し業者を選んだり、家電や必需品を吟味する余裕が持てません。これまで焦って、慌てて失敗してきた筆者が、あーすれば良かった! こーすればお得だったのに~と思ってきたことを大公開します。
会社の「転勤規定」を入手・チェック
最初に「転勤規定」を最初に入手すると、会社からどんな費用が出るのか解ります。会社がこまでお金を出してくれるかキッチリ調べてもらえるものはいただきましょう。
会社は領収書や明細書など必要書類を期日までに出さないとお金を出してくれませんので良くチェックしましょう。
転勤の規定は会社により全く違うので、他人の話や平均・相場を見聞きするより、自分の会社の規定を熟読することをおすすめします。
世間の相場や人と比較することはおすすめしません。
準備金・支度金・転勤手当などの一時金
家族の人数や役職、転勤先への距離に左右されます。
♦この一時金に何の費用が含まれるかチェック
転居先の下見や引っ越しの時の家族の交通費・宿泊費が含まれる場合が多いです。
エアコンや家電・ウォシュレットの設置料金もここから払うことになります。
引っ越し費用も含まれる場合は要注意。大赤字になる可能性大として予算繰りしましょう。
引っ越し費用
一時金と別に費用が出ることが多いです。会社指定の業者を使うのか、自分で業者を選ぶのかチェックしましょう。
♦ 引っ越し費用の上限金額
♦ 引っ越し費用の出る範囲
基本料金だけの所が多いです。
荷造り・荷解き・クーラー・照明・家電設置・ウォシュレット設置は別料金
♦ 会社への提出書類
見積もり・明細書・領収書 何を提出するかチェック
会社へ提出の書類をふまえ、引っ越し業者に書類を作ってもらいましょう。
上手く、別料金のものも加算して領収書を作ってもらえるとムフフです。
交渉次第、他言厳禁の裏ワザです。
② 物件選び・チェックポイント
規定を把握したら、住む部屋の家賃の上限を考えてみましょう。物価なども考慮して生活に余裕のできる予算を立てましょう。
特に注意が必要なのは、転勤後すぐに子供が小学校から中学校、中学から高校など進学を伴う場合です。私立に進んだ場合や、入学金や定期代・塾代、さらに部活動にかかる費用も考慮しておきましょう。特に部活動は、道具やユニフォーム、遠征費・合宿費など、大きな金額が必要になる部もあります。転勤のせいで、やりたい部活をあきらめた!などということのないように、余裕をもった予算組みをおすすめします。
お部屋探しのチェックポイントを以下に簡単にまとめてみました。何度も足を運べませんし、時間に余裕がないため、内見ができる物件数は限られてしまいます。下調べをしっかりとするのがコツです。
●気に入った物件のキャッシュバックがあるか確認
同じ物件がいろいろなサイトに掲載されています。気に入って、内見したいと思ったら、キャッシュバックサイトに記載があるかどうか確認します。最高額のキャッシュバックはまずもらえなくても、もらえればうれしいですよね。
●インターネット接続をチェック
インターネットは必需品です。わかりにくいのでしつこく不動産屋に接続内容の確認を!!
インターネットの接続方法や料金の有無を確認し、会社の規定を考慮してトクな方法を選びましょう。
高速インターネットが必要な方は「光・接続」かどうかは不動産会社に聞いて確認しましょう。
接続可能でも部屋に引く工事が必要、日数がかかることが多いです。
インターネット無料の物件で喜んだら、超遅くてガックリなんて経験も・・・
気に入って住みたい物件の場合、早目に細かいコトをを聞いてよく調べておきましょう。
プロバイダなど、キャッシュバック・キャンペーンを使ったり、携帯電話とのタイアップの割引など、申し込み方法によりお得金額が変わりますので下調べをしっかりしましょう。
▼うちが使ったのはコレ!速くて良かった!!
●エアコン、照明器具・ウォシュレット付だと節約に
エアコンの自腹設置・退去の際の取り外しは家計に大ダメージです。エアコン付き物件は初期費用の節約になります。照明器具の取り付け、取り外しも意外と手間がかかり、エアコンほどではありませんが、費用もかかります。但し、インテリアとしてのデザインが影響しますので内見の時に見ましょう。ウォシュレットが欲しい方もありなしをチェックしましょう。
●ウォシュレット欲しい派は取り付け可能か不動産屋に確認。
ウォシュレットは簡単な設置工事が伴います。絶対必要な方は内見に行く前に設置の確認をとっておくとよいです。気に入った物件の契約目の前でウォシュレット設置不可だとガックリきます。
●洗濯機置き場の場所
洗濯機がベランダなど屋外だとつらいです。屋内設置が便利です。
初の一人暮らしや単身赴任はも~大変
●ワイシャツ・クリーニング派は店の場所と営業時間
気が付きにくいチェックポイントですが、遅い時間までやっててくれるとかなり助かりますよ。特に1人暮らしの方。
●スーパーが近くにあること
できればドラッグストアも。
さらに営業時間長めのスーパーがあれば最強です。
●念のため病院の場所もチェック。
病院がに遠いと辛いです。ホームドクターになる内科の場所を見てみましょう。但し救急病院の近くはサイレンが安眠妨害になることもあり。
●近くに川、崖、大きな道路・線路がないことを確認
ここ安い!と飛びつくと高速道路沿いだったなど、注意ポイントです。
東京は首都高速道路がいっぱい。立地のリスクはまず地図で目視した上で不動産屋さんに確認を。
内見に行って慌てないように!!
●近くに歓楽街がないこと・治安が良いこと
歓楽街は家族で暮らすのに百害あって一利なし。ですが、その分安い物件が多いです。
気に入った物件は、最寄り駅の治安や住みやすさを調べてみましょう。
チェックポイントだらけで住むとこ見つからない~と思ってしまいそうですが、ネットを使えばラクラク検索できます。入居お祝い金をくれるお得サイトもありますので内見に行く前に時チェックしてみましょう。
物件検索のコツはこちらから
賃貸でお部屋を借りたい場合、実際に出向いて不動産屋に聞くのではなく、パソコンやスマホの賃貸物件サイトから探す方が楽です。家にいながら数万件の物件を自分の希望の検索がかけられて、効率的で便利です。検索の方法は結構複雑で分りにくいこともあります[…]
内見での確認事項
♦駅から物件まで実際に歩いてみる。できれば夜間も。
夜間が無理な時は街灯や照明をチェック
商店・スーパー・クリーニング店の場所
♦家の周りや部屋に騒音・悪臭の原因がないかよく見る
特に浴室や洗濯置き場、キッチンの排水口のニオイをチェック
♦ごみ捨ての場所、方法をチェック
ゴミ捨て場が汚くだらしない時は住民の質が不安。
♦自転車・バイクなどが実際におけるか
♦部屋の壁の厚さをトントンしてみる。
重い音がするほど厚いです。
♦水を出してみる。特に築年数の古い部屋は水の濁りも。
♦収納の広さ・エアコン・照明を確認する
♦決めたいと思った物件は窓の大きさを測っておく。
窓が規格外の場合、オーダーカーテンとなり作成費用・日数がかかります。
カーテンは事前に用意しないと当日外から丸見えになります。
引っ越ししたら早目にカーテンを設置するのがコツ。
さらに内見についての詳細は
賃貸物件の部屋を内見する時、注意してチェックしないと、あとあと後悔したり、不満が出たりすることも。転勤や単身赴任の場合、内見を何度もすることができないことも多いです。ネットや地図上ではわからないことをしっかり調べましょう。快適に生活していく[…]
③ 引っ越し業者選び
引っ越しを3月や土日に頼みたい時は大至急見積もりを数社にお願いしましょう。激混みで予約不能の場合があります。
業者選びは、会社の規定で左右されます。会社全額持ちの時は安心の大手を選びましょう。
会社へ提出の領収書に明細がいるかどうか確認しましょう。明細不要の時は付帯サービスを引っ越し業者にお願いするとラクです。
家電・ウォシュレットや、照明器具、カーテンなど設置してくれる所もあります。
距離があまり長くない時や自腹になってしまう時は【くらしのマーケット】 が安いので比較してみましょう。
引っ越しの費用には相場や決まりがありませんので、相見積もり「通称:あいみつ」を取り、ぼったくりを防止し、値下げ交渉します。不用品の無料引き取りなども見積もりの時営業マンに交渉してみましょう。かといってたくさんの業者から一斉の相見積もりを取ると、営業の電話がかかってきて大変です。ある程度しぼった数社を選ぶ方が良いと思います。
引っ越しは午前中早い時間に設定しましょう。引っ越し先での荷解きは意外と大変です、終わらずに段ボール放置のまま生活開始ということのないように。
④ 引っ越しの交通・宿泊の手配
引っ越し先が遠い場合、会社から別途交通費や宿泊費が支給される場合と一時金に含まれる場合があります。
3月は卒業旅行や新社会人・新大学生の大移動でホテルや交通手段が取りにくいので特に注意です。その他の時期でも週末は、有名タレントのコンサートなどで満室だらけになったりもしますので引っ越し日が決まったら早めに予約しておきましょう。
家族みんなで移動・宿泊を予定する時は、
旅行サイトの交通と宿泊がセットされた交通の便を選べるツアーが安いです。ただし、キャンセル規定が厳しいので変更の可能性があるときは避けましょう
⑤ 家電・家具・生活必需品の購入
モノを買うのは、住む部屋が決まってからにしましょう。部屋に色々ついている可能性がありますから。大きなクローゼットがあったり、カウンターテーブルがあれば家具は不要です。
家具・家電は最低限の購入が引っ越しのポイントです。オシャレなインテリア雑貨などは、引っ越しの荷解きが済んで、予算が余ってからにするほうが安心です。
また不用品の処分は見積もりの時、引っ越し業者に無料でと交渉してみましょう。有料など納得がいかない時は
【くらしのマーケット】 などのサービスが安いので比べてみましょう。
おしまいに。。。
転勤の準備をしっかりして、会社からもらえるものはシッカリもらって、新天地で楽しく仲良く暮らせるといいですね。他にもお得する情報を紹介してますので是非みてくださいね。